交換したサッシまわりの外壁補修~玉吹きです。
もともとの外壁はスタッコ仕上げなので、同じような意匠になるようにモルタルで補修した部分に玉を吹いた後、乾き具合を見ながら大きな玉部分をローラーで押さえます(ヘッドカット)。 玉の大きさや密度、また押さえ具合などに決まりはなく、あくまでも施工する人の感性なので上手い下手が出てくる作業になります。 コンプレッサーで吹き付け材を飛ばすのですが、簡単にやっているように見えてもそこはプロ。空気圧の調整からガンを動かすタイミングや力の入れ具合など、新築などでは自分の思い通りにできますが、今回のように既存に合わせながら新旧の境目はぼかしてなんて、技術だけじゃくてセンスも必要になりますから。 明日はこれに色を塗って外壁は終わりですが、この既存に合わせて色を作るのもセンスなんですよね。 既存の壁は汚れたり焼けたりしていて単色ではなくなっているので、どこに合わせるのかから、艶の調整もありますから... 高度成長の頃は仕事も沢山あって、とにかく塗ればお金になったと聞きますが、これからの塗装屋さんはただ塗ればいいんじゃなくて、センスも必要になってくる職種なのでした。
by drycake
| 2011-03-31 21:00
| リフォーム
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