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今更ながら天空率についての参考書が必要になり、半年振りくらいだろうか、新宿の紀伊国屋書店に行ってしまった...。
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今年の始めから設計+施工で関わっていた新築が先週竣工してドッと肩の荷が下り、それも久しぶりの本屋さんとなれば当然気になる本への誘惑から逃れられるわけも無く、それでもセーブして2万円強...。
まぁ業務の資料ということで出費は仕方ないと考えながら、でも基本的に住宅建築の一ファンとしては嬉しいお買い物でした。

しかし、今までの感覚では3万くらい払う感覚だったのが2万円ちょいとは。
日本経済に対する円高の良し悪しは別として、海外に行かないで感じられた嬉しい円高効果でした。
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by drycake | 2010-08-06 21:34 | その他...etc
家相
c0193031_0442644.jpg今でも家相について気にされる施主さんがいらっしゃいます。最近も建売住宅に越してきた方やマンションの改装のご相談で、建物に欠けがあると良くないことが起こるとか、家の中央に階段をつくるとご主人が亡くなるとか。科学的な見方が常識となった現代だからこそなのか、世の中が合理的になればなるほど目に見えない世界が気になるようで、家相についても恐れの感覚で捉えている方が少なくないようです。
誰でも家は良くしたいですし、はじめから不吉な家は建てたくありません。せっかく建てた家に一度も入れず他界されてしまったとか、家を改装してから良くないことが続けて起こるなんていう話があったり。そういう話には尾ひれがついて本当かどうかは分からないと思っていても、ご自分が家を建てたり改装するときには気になってしまうことでしょう。

設計をはじめた20代の頃、自分も家相というものに根拠のない恐れめいた感覚があって、住宅を設計するときに悩んだ時期があります。そんな時に読んだ本が建築家の清家清氏著の「家相の科学」です。この本はお堅い建築書なんかではなく、どこの本屋さんにも置いてあるハウツー本の一冊として出版されていて、少し興味があれば誰でも読み進むことができる内容になっています。

もう20年も前に読んだ本なので、内容の詳細はほとんど覚えていませんが、秘伝のように特定の人にしか分からないホコリをかぶっていた家相という世界を現代に、それも誰にでも分かる言葉で翻訳してくれた本だと、少なくとも自分にとってはそう思えたのを思い出します。陰陽五行説や風水地理などからくるものは別として、家相とは昔の建築基準法的な役割をしていたと受け取らせていただき、ようやく家相が怖くなくなりました。

学問が一般的でなかった頃、物事の良し悪しを伝えるのに良い方法は脅しです、理屈ではなく怖がらせて制御する方法です。電気の無い時代に家の中央に階段をつくれば、そこは常に暗がりです。当然危ないですし事故があってもおかしくありません。そういう家づくりをいさめるために吉凶を用いたのではないかと、そういう冷静な見方を教えてくれた本です。

家づくりで家相を気にされている方、逆にまったく家相を信じていない方にもお勧めの一冊ですが、絶版になっているようで新しいものは見当たりませんでした。古書でも手に入れられるのであれば一読をお勧めする良い本です。
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by drycake | 2009-01-31 00:49 | 住まいづくり全般
書籍「建築は詩」
最近、読み返している本があります。
建築家の故吉村順三さんの「建築は詩」です。
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以前勤めていた事務所の所長さんが、吉村さんの言葉をまとめた小冊子の「火と水と木の詩」を見せてくださいました。
吉村さんは書籍として文章を残さなかった方で、吉村さんの住宅から建築を志すようになった自分としては是非手元に置いておきたい一冊だったのですが、すでに絶版になっていると。それ以来、神田の古本屋さんに行くごとに探していたのですが、縁が無いのか出会うことができずにいましたが、2005年に彰国社さんから「建築は詩」という本が出版されました。
「火と水と木の詩」は約20年前の26歳のときに読ませていただいたので、どのくらいこの「建築は詩」に収録されているかわかりませんが、この本をまとめて世に出してくださった方々に感謝です。

住宅とはどんなものなのか、どうあるものなのか、設計とは、設計者とは...。
自分にとって、住宅に関わり続けるかぎり道標になってくれる一冊です。

これから住宅を建てようかと思われている住まい手の方々にとっても良い本だと思います。
好き嫌いはあるかもしれませんが、一度読まれてみてはいかがでしょう。

お勧めの一冊です。

建築家 吉村順三のことば 100 建築は詩
発行所 彰国社
監修者 永橋 為成(ナガハシ タメナリ)
(ISBN 4-395-00762-7 C3052)
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by drycake | 2009-01-13 02:17 | 住まいづくり全般



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